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GR-DAT車


右:GR-DAT車
左:6MT車



車両型式:4BA-GXPA16

型式指定番号:19894

類別区分:0018(RC・GR-DAT車)

エンジン形式:G16E-GTS (1618cc) 3気筒・インタークーラー付ボールテックターボ

カテゴリー:JAF・PN車両

JAF登録番号:JT-182

エンジン最大出力:305ps(224kW)

エンジン最大トルク:40.87kgf・m(400Nm)

標準タイヤサイズ:225/40-18(RZ、RZHP、RCオプション) ホイールサイズ:8J-18 +45
           :205/45-17(RC標準) ホイールサイズ:7J-17 +40

ボディサイズ:3.995×1.805×1.455mm(全長×全幅×全高)

最小回転半径:RC「6.0m」 RZ、RZHP、RC(18インチMOP)「5.3m」

最低重量:2022年6月よりRC・LightPackageの設定により「1170kg」

基準重量:2022年6月よりRC・LightPackageの設定により「1132.5kg」

車検証記載重量(カタログ値)
6MT車 RC1240kg RC(18インチMOP)1250kg RZ、RZHP1280kg
GR-DAT車 RC1260kg RC(18インチMOP)1270kg RZ、RZHP1300kg

完全ノーマルでの測定重量(油脂類満タン):1300kg フロント800kg リア500kg

GR-DAT・PN車両改造後での測定重量(油脂類満タン):1295kg フロント795kg リア500kg

ガソリンタンク容量:50L

セッテイング&コメント責任者:中村誠司(アルファ代表)

テストドライバー:岡野博史(アルファ・テスト契約ドライバー) 大脇理(チームSTP)

車輌製作責任者:高橋明裕(アルファ・チーフメカニック)



RCグレードの6MTの縦引きサイドブレーキオプション車



RIGID/ALPHA/TETRX パーツ適合一覧 


GRヤリスGen2 6MT車

パーツ種別 区分 品 番 備 考 N.SA.B規定 PN規定
サスペンションキット ASSYキット ASKA-GXPA16-2024 クスコαスペックサスペンション
全長調整式
フロントキャンバー調整式ピロアッパー仕様
減衰力2WAY・伸圧別々調整式
JAF車両規定(PN/N)対応品

SSB-CT65及びSSB-012標準装備
スプリングマウントシート Rear SS-012 8インチ(200mm)スプリング対応マウントシート
スプリングマウントシート
スラストタイプ
Front SSB-002 純正アッパースラストベアリング保護
Rear SSB-012 8インチ(200mm)スプリング対応マウントシートスラストタイプ
ピロアッパーマウント Front クスコ製競技用キャンバー調整式
ブレーキパッド Front 18インチ RB-0015 ノンアス材 NF材
17インチ RB-0016 ノンアス材 NF材
Rear RB-0115 ノンアス材 NR材
Rearインナーシュー RB-0115IS ノンアス材 SE材
クスコαスペックLSD Front AGL-003F ジムカーナセッティング
Rear AGL-003R ジムカーナセッティング
クラッチカバー RC006 圧着力:約930kg
クラッチディスク RD006 ノンアス強化ディスク
RD006M フルメタルディスク
クラッチカバー&ディスクセット RCD006 強化カバー+ノンアス強化ディスク
RCD006M 強化カバー+フルメタルディスク
強化マフラーリング RM002×3 強化ゴムブッシュ ×
シフトノブ N6S122 ジュラコン製 ディープタイプ
N6M122W
ホイールナット RN20T ジュラルミン製 標準タイプ(ブラック、シルバー、レッド)
RN-L20TS ジュラルミン製 ロングタイプ(シルバー)
クラッチストッパー AA1021 ジュラコン製
ヒールプレート Y-1018MP-GXPA アルミ製 車種別専用タイプ
タンクカバー RTC-001 ノーメックス製タンクカバー
シートスペーサー AA1004 ホワイトデルリン製 10mm厚
AA1012 アルミ製 4mm厚
AA1005-30 ブラックジュラコン製 30mm厚 ボルト付
シートスペーサー用ロングボルト Y-0011-35 8×1.25 35mm スチール製ロングボルト 
Y-0011-45 8×1.25 45mm スチール製ロングボルト 
Y-0011-55 8×1.25 55mm スチール製ロングボルト 
アイボルトキット AA1208 4点式シートベルト用アイボルトキット
AA1209 5点式シートベルト用アイボルトキット
AA1210 6点式シートベルト用アイボルトキット
フルバケットシートカバー TSPCC-BK コットン製フルサイズカバー
牽引フック Y-1046FK フロント
Y-1047FK リア
タービン温度計 MT002 200〜700℃
タイヤカバー TC-LL レッド・ブルー
TCH-LL オレンジ・ブラック ヘビーデューティタイプ




GRヤリスGen2 GR-DAT車

パーツ種別 区分 品 番 備 考 N.SA.B規定 PN規定
サスペンションキット ASSYキット ASKA-GXPA16-2024 クスコαスペックサスペンション
全長調整式
フロントキャンバー調整式ピロアッパー仕様
減衰力2WAY・伸圧別々調整式
JAF車両規定(PN/N)対応品

SSB-CT65及びSSB-012標準装備
スプリングマウントシート Rear SS-012 8インチ(200mm)スプリング対応マウントシート
スプリングマウントシート
スラストタイプ
Front SSB-002 純正アッパースラストベアリング保護
Rear SSB-012 8インチ(200mm)スプリング対応マウントシートスラストタイプ
ピロアッパーマウント Front クスコ製競技用キャンバー調整式
ブレーキパッド Front 18インチ RB-0015 ノンアス材 NF材
17インチ RB-0016 ノンアス材 NF材
Rear RB-0115 ノンアス材 NR材
Rearインナーシュー RB-0115IS ノンアス材 SE材
クスコαスペックLSD Rear AGL-003R ジムカーナセッティング
強化マフラーリング RM002×3 強化ゴムブッシュ ×
ホイールナット RN20T ジュラルミン製 標準タイプ(ブラック、シルバー、レッド)
RN-L20TS ジュラルミン製 ロングタイプ(シルバー)
ヒールプレート Y-1018MP-GXPA アルミ製 車種別専用タイプ
タンクカバー RTC-001 ノーメックス製タンクカバー
シートスペーサー AA1004 ホワイトデルリン製 10mm厚
AA1012 アルミ製 4mm厚
AA1005-30 ブラックジュラコン製 30mm厚 ボルト付
シートスペーサー用ロングボルト Y-0011-35 8×1.25 35mm スチール製ロングボルト 
Y-0011-45 8×1.25 45mm スチール製ロングボルト 
Y-0011-55 8×1.25 55mm スチール製ロングボルト 
アイボルトキット AA1208 4点式シートベルト用アイボルトキット
AA1209 5点式シートベルト用アイボルトキット
AA1210 6点式シートベルト用アイボルトキット
フルバケットシートカバー TSPCC-BK コットン製フルサイズカバー
牽引フック Y-1046FK フロント
Y-1047FK リア
タービン温度計 MT002 200〜700℃
タイヤカバー TC-LL レッド・ブルー
TCH-LL オレンジ・ブラック ヘビーデューティタイプ

「GRヤリス(GXPA16)」の競技車両ベース車購入・車両製作のご相談を受け付けております。
ご相談はメール・TEL(048-764-9630)・アルファ店頭にてお気軽にどうぞ。




開発日記

JAF関東ジムカーナ選手権第10戦宝台樹ラウンド 2024.10.08

GRヤリスRC-DAT in 美浜サーキット 2024.10.04

GRヤリスRC-DAT確認テスト 2024.09.24

JAF関東ジムカーナ選手権第9戦・つくるまラウンド 2024.09.17

重量測定 2024.09.11

SGS2024第3戦での試走 2024.09.11

ヘッドライトのLED化 2024.09.04

GRヤリス2024→GRヤリスGen2へ 2024.08.31

GRヤリスRC-Gen2MT デビュー戦 2024.08.28

サーキットモード 2024.08.23

テスト 2024.08.20

新旧MT&DAT比較テスト 2024.08.16

GR-DATのネガティブ 2024.08.06

GR-DAT vs MT 2024.08.06

サーキットモード 2024.08.02

アルファ・GRヤリスRC2024GR-DATのPN車両化開始 2024.08.02

慣らし運転最終段階 2024.08.01

DレンジとMレンジ 2024.07.31

納車&慣らし運転&ジムカーナシェイクダウン 2024.07.30

GRヤリスRC2024-6MT PN車両化完了 2024.07.27

GRヤリスRC2024GR-DATの納車 2024.07.26

2020モデルvs2024モデル 2024.07.23

ステッカーチューン 2024.07.23

GRヤリス2024のPN車両化 2024.07.20

アルファGRヤリスの納車日確定 2024.07.19

PN車両改造1号車 2024.07.03

納期について 2024.05.24

正式オーダー完了 2024.03.13

GRヤリスRC8ATの購入について 2024.03.05

RC価格その他 2024.03.02

GR-DAT 2024.02.13

GRヤリスのパンフレット 2024.02.13

GRヤリス2024開発決定 2024.02.06



JAF関東ジムカーナ選手権第10戦宝台樹ラウンド 2024.10.08


Phot by Nakamura


Phot by Miura


Phot by Miura


Phot by Mika

2024年10月6日に宝台樹スキー場(群馬県利根郡)で開催されたJAF関東ジムカーナ選手権第10戦に大脇理選手(チームSTP)が
「GRヤリスRC-Gne2」で参戦しました。
今回のイベントがGen2での参戦2戦目となります。
スリッピーな路面と天候に翻弄されましたが何とかPN4クラスで優勝しました.。
今年はGRヤリスGen2の納車が遅れてしまいシリーズチャンピオン争いは出来ませんでしたが
来年は初戦から参戦出来るので楽しみです。



PN3クラス及びPN4クラスの走行動画

大脇理選手のインカー動画



GRヤリスRC-DAT in 美浜サーキット 2024.10.04



「GRヤリスRC-DAT」での遠征計画第1弾として10月2日に開催された美浜サーキットジムカーナDAYにお邪魔しました。
この練習会はアジュールの川村徹代表が監修しているのでかなりハイレベルな内容になっていましたので、
GR-DATの特性が良くわかりました。(GR-DATは相変わらず色々とドライバーを悩ませてくれます。)

美浜サーキットは駐車場が広く設備も整っているのが良いですね。
特にレストランがきちんと機能しているのが小規模なサーキットながら好印象です。

ToolBox代表の室本誠悟氏が撮影してくれた走行動画を利用して
美浜サーキットジムカーナDAYのレポート動画を作ってみました。



下記が今回の遠征での高速道路メインでの燃費ですが、
慣らし運転の時よりも約1Km悪化していました。

300psのターボ付エンジン車のATとしてはまずまずな感じです。



GRヤリスRC-DAT確認テスト 2024.09.24





9月23日も浅間台スポーツランドでGRヤリスRCーDATの確認テストを行いました。

メカ的な部分はフロントLSDを除いてほぼ完了しましたが、ジムカーナに於ける走行モードで色々と試すことがあるので
足しげく浅間台スポーツランドに通っています。(GR-DATでのジムカーナ走行は色々と大変です。)

今回は浅間台スポーツランドにアルファのGRヤリスを見にオーストラリアのジムカーナドライバー夫妻が来場しました。
小生は英語は苦手ですが、昔のジムカーナ仲間が通訳をしてくれたので色々と有意義な情報交換が出来ました。

オーストラリアではやっと来月から受注が始まるとの事で価格も日本よりも100万円以上高い様なので、
つくずく日本人に生まれて良かったと思いました。

チャンスがあれば一度はオーストラリアに行ってジムカーナをしてみたいですね。(右ハンドルなので多分大丈夫。笑)



JAF関東ジムカーナ選手権第9戦・つくるまラウンド 2024.09.17


GR-DAT車


中村誠司 GR-DAT車 Phot by Miura


大脇理 6MT車Phot by Miura


大脇理 6MT車Phot by Mika

9月15日につくるまサーキット那須(栃木県那須塩原市)で開催されたJAF関東ジムカーナ選手権第9戦・つくるまラウンドに
アルファ関係のGRヤリスGen2は6MT(大脇理・石塚進)とGR-DAT(中村誠司)の3台がPN4クラス参戦しました。
結果は大脇理選手が2位を獲得しました。
次戦は10月6日の第10戦宝台樹ラウンドですがGR-DATは不参加です。

大脇理選手のインカー動画


重量測定 2024.09.11



PN車両化したGen2GR-DATの車両重量を測定しました。
GRヤリスの最低重量は1170kgと異常に軽いので規定は楽々クリアします。



SGS2024第3戦での試走 2024.09.11



9月8日(日曜)に本庄サーキットで開催されたスーパージムカーナシリーズ(SGS2024)第3戦の試走を担当しました。
残念ながら1速へのシフトが相変わらず決まらずターンセクションでのロスが大きくタイムはイマイチでしたが
ターンセクション以外の区間はマニュアル車と互角に走ることが出来ました。
今後はターンセクションを中心にドライバーがGR-DATの癖を掴む事に集中する必要がありそうです。
(1速に入ったり入らなかったりなので、色々な条件で制御がかかっていると思われます。)

SGS2024Rd3での試走動画


ヘッドライトのLED化 2024.09.04


オリジナルハロゲンバルブ(ハイビーム)


日本ライティング製LEDバルブ(ハイビーム)

Gen1のRCは他グレード同様にLEDヘッドライトでしたが、Gen2のRcはハロゲンヘッドライトに変更され
白色の色調になれているドライバーには凄く違和感がありました。

ハロゲンバルブの色調に慣れようとしましたが、他の所有車両が全てLEDなので違和感が消せず
チーム員が装着した日本ライティング製のヤリス専用LEDに変更しました。
(価格は某国製の数倍以上しますが、やはり安心の日本製ですね)
これで夜間走行が楽になると期待しています。


GRヤリス2024→GRヤリスGen2へ 2024.08.31




新型GRヤリスは今後アルファでは「GRヤリス2024」から「GRヤリスGen2(ジェネレーション2)」に呼称を変更する事にしました。
これなら今後のモデル変更に対応出来そうです。
(海外でもこれが定着しつつあるらしいですね。)

なお、当然ながら従来モデルは「GRヤリスGen1」になります。


GRヤリスGen2 2024.08.30



2024年にマイナーチェンジしたGRヤリスですが、「前期型・後期型」、「2020年モデル・2024モデル」、「旧型・新型」等と呼称で悩んでいましたが
海外ではマイナーチェンジ前を「Gen1(ジェネレーション1)」、マイナーチェンジ後を「Gen2(ジェネレーション2)」とする動きが定着しつつあると知りましたので
アルファでも今後は「GRヤリスRC-Gen1」と「GRヤリスRC-Gen2」と表記する事にしました。
これで、今後のマイナーチェンジやフルチェンジに対応出来そうです。


GRヤリスRC-Gen2MT デビュー戦 2024.08.28


Phot by Miura


Phot by Mika

8月25日に茨城中央サーキット(茨城県石岡市)で開催されたJAF関東ジムカーナ選手権第8戦に
大脇理選手(チームSTP所属)が「GRヤリスRC2024MT」でデビュー参戦しました。
大脇選手が得意とするパイロンコースでしたが1本目にパイロンタッチを犯し2本目はターンで失敗して優勝を逃しました。
(2本目のタイムで4位となりました。)
次戦(9月15日)の第9戦・つくるまラウンドでのリベンジに期待しています。

中村誠司(アルファ代表)が乗る「GRヤリスRC2024GR-DAT」も同イベントに参戦します。


大脇理選手のインカー動画

PN4クラス走行動画


サーキットモード 2024.08.23


サーキットの入口ではサーキットモードにはなりません。


無事にサーキットモードに入るとメーターは変わります。


8月21日(水曜)にアプリが公開されたGRヤリス2024のサーキットモードを
翌日の22日(木曜)に本庄サーキット(埼玉県本庄市)でアンチラグをメインにテストしてきました。

なお、サーキットモードは会場の入り口では認識されませんでしたので、
かなり有効範囲を絞った設定になっている様です。(パドックでは認識しました。)

サーキットモードのON・OFFでの違いを比較動画にしてみました。

結果としてのタイム差はON ・OFFで約1秒ありましたが、
最後のターンセクション以外では元々ターボラグの少ないGRヤリスの場合は
アンチラグの効果は殆どありませんでした。
(Rの大きなサーキットではパーシャルからアクセル全開で多少効果を感じるかもしれませんが・・・。)

GR-DATの泣き所の1速ターンでのストールは多少軽減されるので、この部分でのメリットは少しはありそうです。
(トヨタさんには早急に1速を多用するJAF公認のジムカーナ場及びダートラ場でも有効になるようにして欲しいですね。)

現状でのGR-DATの問題点はATFオイル温度の上昇時の1速へのシフトダウンが弾かれる事です。
ミッションケースが冷えていてオイルが適温になっている時は良いのですが、
ミッションケースが温まっているとオイルの温度上昇が早くなり1速に入りにくくなる傾向です。

全開走行後は早目にアフターアイドルを終了してミッションケースの温度を下げる事がイベントでは必要だと思います。
(アンダーカバーを取り外すと早く冷えます。サーキットモードのランニングファンは騒音が酷いのでパドックではあまり使いたくないですね。)

因みにサーキットモードの目玉のシフトアップインジケーターは使いにくいですね。
色々と試しましたが個人的には通常のタコメーター表示の方が使いやすいと感じました。


テスト 2024.08.20




8月8日のテストの結果を受けてサスペンション及びリアタイヤのセッティング見直しを行いました。
GR-DAT車はドライバーの慣れも進んでMT車にかなり肉薄してきていますが、まだまだセッティングが必要です。
8月21日から運用されるサーキットモードの効果次第で流れが変わると予想しています。


GRヤリスRC2024比較テスト2024年8月18日 Part1
(左右360度、右270度×2回)


GRヤリスRC2024比較テスト2024年8月18日 Part2
(深いターン無)



新旧&DAT比較テスト 2024.08.16



GRヤリスの新旧MT車(RC)及び新機構のGR-DAT車(RC)の3台を浅間台スポーツランドに持ち込んで
ジムカーナ走行テストを行いました。

走行比較動画

テスト実施日:2024年8月8日(木曜日)
テストコース:浅間台スポーツランド(千葉県成田市)
2024年フリー指定コースC(追加360度ターン無)
テストドライバー:岡野博史(アルファワークス)
テスト車両:JAF/PN規定車両
・GRヤリスRC2021年モデル(6MT) 1分11秒86
・GRヤリスRC2024年モデル(6MT) 1分11秒71
・GRヤリスRC2024年モデル(GR-DAT)1分13秒41(P1)
装着タイヤ:アドバンA052


タイム的には新旧GRヤリス6MT車は互角となりましたが、発進加速では新型が優位でした。
ボディの剛性が変わった影響でサスペンションセッティングを変更する必要を感じましたので
今後煮詰めて行けば旧型よりも速くなると予想しています。
又、8月21日から運用が開始されるサーキットモードのアンチラグ次第でポテンシャルが大きく向上する可能性があります。
(アンチラグに関しては後日、ノーマルとの比較を行う予定です。)

GR-DATに関しては名手岡野博史選手でも慣れない2ペダルの操作に戸惑っていたので、
アンチラグ効果を含めて今後の伸びしろは大きいと予想しています。(発進加速は相変わらず最速です。)


GR-DATのネガティブ 2024.08.06



「GRヤリスRC2024GR-DAT」のポジティブとネガティブは納車&慣らし運転&ジムカーナシェイクダウン 2024.07.30」に書いてありますが
今回のテストで新たに確認した点と解決方法を検討しました。


2回のジムカーナテスト走行でブレーキフルードが漏れてアッパーレベルとロアーレベルの真ん中まで減りました。
タンクカバーの装着は必須です。前期型での知見が全く生かされていません。)




サブラジエターの追加とリザーバータンクの形状変更の効果なのか?殆ど吹かない。




GR-DATは連続走行でATF温度が上昇してフェイルセーフが入り、1速に入らなくなる。
(アンダーカバーを取り外して対応。)


※ガソリン満タン給油直後に全開走行を行うとキャップからガソリンが漏れるので要注意。(特に夏場)




GR-DAT vs MT 2024.08.06



8月4日(日曜)に浅間台スポーツランドで「GRヤリスRC2024MT・JAF/PN仕様」のシェイクダウンと
「GRヤリスRC2024GR-DAT」とのジムカーナ走行比較テストを実施しました。


ドライバー2名による比較走行動画

GR-DAT車 Dr:中村誠司((株)アルファ代表)
MT車 Dr:大脇理(2023年JAFCUPチャンピオン・チームSTP所属)

考察
結果だけ見るとあたかもMT車が速いように見えますが、2名のドライバーの技量を考慮すると
2台には有意差は無いとアルファでは判断しました。
GR-DATは直線は速いのですが、小さなコーナーやサイドターンの立ち上がりでやや遅れる傾向なので
今のところGR-DATはゲームチェンジャーとは言えないと思いますが、
8月21日から運用されるサーキットモードやドライバーのGR-DAT習熟度が上がればジムカーナで使える可能性は高いと思います。


同一ドライバー(中村誠司)による比較テスト

中村誠司が両車両を乗って比較したテスト動画では慣れて来ているGR-DAT車の方が速い結果となりました。


同一ドライバー(大脇理)による比較テスト

大脇理が両車両を乗って比較したテスト動画では慣れないGR-DAT車ではタイムが出ない結果となりました。


※近日中に岡野博史(アルファ・ワークスドライバー)による新旧GRヤリスRC(JAF/PN仕様)と新GRヤリスRC・GR-DATの
3台のジムカーナ走行テストを行う予定です。


サーキットモード 2024.08.02

2024年8月21日(水曜)よりサーキットモードの運用が始まるとの事です。
https://toyotagazooracing.com/jp/gr/circuit_mode/

やっと運用が始まる様です。(嬉しい事に無料との事です。)
アルファのホームコースは浅間台スポーツランドと本庄サーキットですが、
浅間台スポーツランドは対象外、本庄サーキットは対象になっています。
全国の有名ジムカーナ場が多数漏れているのが残念です。
対象サーキットの追加申請は各地区のGRガレージを通じて行う事になっている様なので
皆で働きかけましょう>


アルファ・GRヤリスRC2024GR-DATのPN車両化開始 2024.08.02




 

「アルファGRヤリスRC2024GR-DAT」のJAF・PN車両化に着手しています。
先ずはクスコ・アルファスペックサスペンションキット(フロントキャンバー調整式ピロアッパー仕様)と
クスコアルファスペックLSD(リア)の取り付けから始めています。



慣らし運転最終段階 2024.08.01



3000km慣らし運転の最終段階となりました。
2870kmの寸止めにして3000kmの切替をジムカーナ場で確認します。
画像は最後の慣らし運転での燃費(約300km走行・満タン計測法)ですがカタログ値を超えています。
後はジムカーナで6MT車と互角に戦えるのか?の確認が残っています。


DレンジとMレンジ 2024.07.31



昨日までに2400Km程、高速道路と一般道を走行しましたが、
高速道路はDレンジでオートクルーズ、一般道はMレンジでのこまめなシフトチェンジが楽しい車です。
Dレンジのオートクルーズなら高速道路での大渋滞も全く苦になりませんし、Mレンジは加減速が超気持ち良いです。
燃費はそれなりのペースで走っても平均で13km/Lを切りませんので600km程度は無給油で走れます。
(大渋滞では流石に約11km/Lでしたが・・・。)
こんなに移動が楽ちんな競技車両は今まで経験したことがありません。
それなりにジムカーナ走行が出来れば「アリ」です。


納車&慣らし運転&ジムカーナシェイクダウン 2024.07.30


2024年7月27日(土曜日)にカローラ埼玉美園店にてGRヤリスRC・GR-DATを受け取りました。


7月27日(土曜)〜28日(日曜)で約1000kmの一次慣らし運転完了。(前期型での知見を生かして3000kmは慣らしを行う予定)


7月29日(月曜)車両重量測定(カタログ値:1270kg 実測値:1300kg +30kg)


浅間台スポーツランド(2024年フリー指定コースB)にてシェイクダウン


ジムカーナでの全開走行10トライしてもラジエターリザーバータンクからの吹き戻しは発生しませんでした。
反面、ブレーキフルードは前期ほどではありませんが少し漏れましたのでタンクカバーは必須です。



マフラーはジムカーナ走行10トライ程度でこんな感じに焼けます。


現状、GRヤリスRC2024GR-DATの場合はこのセッティングがベストでした。
メーターパネルのセットアップでブースト、水温、油温、油圧、ATF温度が表示されます。



前期型と同様にブレーキダストがとても多い。



ノーマルの前後バランスが良くないのとブレーキダストが酷いので早目にリジット・ブレーキパッドに交換


オーディオの無いRCではこんなSD音楽データ再生スピーカーが旅のお供



GRヤリスの後方視野は狭くて最悪なのでデジタルミラータイプのドライブレコーダーを装着



納車後6日(約3000km走行)での感想



■ポジティブ
・アイドリングストップ機構が廃止されたので儀式が一つ減った。
・前期よりもトルクを感じる。
・直線加速はMT車よりも確実に速い(2024.08.06追記)
・サイドブレーキの効きと剛性感がアップしている。
・ラジエターリザーバータンクからの吹戻しが発生しない。
・GR-DATのMドライブでのシフトダウン時のプリッピングが気持ち良い。
・ローンチスタートが出来る。(ただし連続では使えない。)
・GR-DATのシフトアップ&ダウンでのラグが少ない。
・メーターパネルの情報量が多い。(社外追加メーターは不要?)
・RCでもステリングが革巻き。(RZと同じ物)
・前期型に比べて前方視界が広い。
・ドライビングポジションの調整が楽に感じる。(2024.08.07追記)
・ダッシュボードのフロントウインドウへの映りこみが無い。
・平均燃費(満タン計測法)13.4〜13.6km/Lと予想以上に燃費が良い。
・全車速追従オートクルーズがアイサイトに近いレベルで使える。
・オートクルーズでの走行では「カーブ速度抑制機構」によってコーナーに入ると減速する。
・予想に反してTRACKモードがジムカーナで使える。
・ジムカーナ走行で余計な制御は発生しない。
・RCでもオートワイパーを除き快適装備が充実している。
・ハロゲンヘッドライトでも色調に慣れれば問題はない。
・ハロゲンヘッドライトなのにハイビームアシストが付いている。
・荷物の積載量が多いので遠征が楽。(2024.08.07追記)
・RCでも車室内の走行音が静かで快適。(2024.08.07追記)



■ネガティブ
・前期同様に社外ホイール&テーパーナットの場合緩む傾向なので点検増し締めは必須。
・フルブレーキングでブレーキマスターからのオイル吹き戻しは前期同様に大量に発生。(前期よりも多少少ない印象 2024.08.06追記)
・燃料タンク満タンでのジムカーナ走行では燃料キャップからガソリンが漏れ出す。(2024.08.06追記)
・前期同様にブレーキダストが前後共に非常に多い。
・サスペンションの突き上げが強く乗り心地が良くない。
・シートのホールドが良くないのでジムカーナではバケットシートが必須。
・サイドターンでのターボラグが多い。(DATは半クラが使えないので、なすすべ無し)
・ジムカーナでの連続走行でミッションのフェイルセーフが入って1速に入らなくなる。(2024.08.06追記)
・ローンチスタートは連続走行では使えないので本番1発専用。
・車両重量の実測値がカタログ値よりも30kgも多い。
・後方視野が前期同様に狭いのでデジタルミラーが必須。
・Dレンジはローギアに入りにくいのでターンの多いジムカーナ走行には向いていない。(Mレンジがジムカーナではデフォルト?)
・ジムカーナ走行ではパドルシフトはほぼ使えない。(ステアリングと同期して回るパドルシフトは競技には不適)
・RCはモータースポーツベース車なのでサイドブレーキレバーを引いた時の警告音は不要。(2024.08.07追記)
・RCにはオートワイパーが無い。
・RCに予防安全パッケージをオプションしても「ブラインドスポットモニター」が付いてこない。
・RCのボディカラーがホワイト一色しか無い。(競技車両が全てカラーリングするとは限らない。)
・欲しくなっても直ぐに買えない。(競技ベース車としての販売方法に疑問)



GRヤリスRC2024-6MT PN車両化完了 2024.07.27


クスコ・アルファスペックサスペンション(伸圧別調整2WAY式 全長調整式車高調整ショック)



リジット・ブレーキパッド フロント:RB-0015(NF材)



リジット・ブレーキパッド リア:RB-0115(NR材)



リジット・インナーシュー:RB-0115IS(SE材)



強化エンジンマウント・リア側(純正加工・取り寄せ品)



クスコαスペックLSD(フロント)「AGL-003F」



クスコαスペックLSD(リア) 「AGL-003R」 画像はベアリング・リングギアを組み込み時のものです。



リジット・強化クラッチセット「RCD006」(ノンアスクラッチディスク 強化クラッチカバー)



ブリット ZETA W



ブリットFOシートレール(GXPA16後期用) リジット30mmデルリンスペーサー



アドバンA052「245/40-18」 エンケイRC-T5「9.5J-18 +38」 リジット・ロングジュラルミンホイールナット「RN-L20TS」



アルファ・ヒールプレート「Y-1018MP-GXPA」



リジット・レーシングシフトノブ「N6M122」



リジット・タンクカバー「RTC-001」



オクヤマ・可倒式フロント牽引フック「Y-1046FK」



オクヤマ・可倒式リア牽引フック「Y-1047FK」


GRヤリス(GXPA16)のJAF/PN車両化はお気軽にお問い合わせください。
TEL:048-764-9630
Mail:alpha@ms-alpha.co.jp



GRヤリスRC2024GR-DATの納車 2024.07.26


テスト用アドバンA052やテント工具その他の機材の準備も完了しました。


アルファの開発用GRヤリスGR-DATはセールスさんに無理を言って28日日曜の午前から27日土曜の夕方に前倒しして貰いました。
これで土曜の夜から慣らし走行を始める事が出来るので少し余裕が出来ます。
従来の慣らし走行は1000Kmで終了しますが、前期のGRヤリスでは3000Km以上走行しないと本当のパフォーマンスが発揮出来ませんでしたので
1000Km走行後にジムカーナ走行をして、その状況を見て慣らし走行距離を再検討します。

なお、近日中にGRヤリスRC6MT2020年モデル(JAF・PN仕様)とGRヤリスRC6MT2024年モデルとのジムカーナでのポテンシャルチェックを行いますが
間に合えばオープンデフではありますが、アルファのGRヤリスGR-DATも持ち込みする予定です。(結果はプレイドライブ誌に掲載されます。)


2020モデルvs2024モデル 2024.07.23


ボルトの緩みと脱落でトラブルが発生していたエンジンマウント(ミッション側)のセンター固定ボルトのボルト径が
10o(14)から12mm(17)にサイズアップしていました。
これで緩みが解消されるのか?は不明なので確認の為に締めましやネジロック等は一切行わずに再取り付けしました。
(お客様実験室からのフィードバック?)



ラジエター液の吹き戻し対策かどうかは不明ですが、リザーバータンクの形状が変更されていました。
(エンジンルームが2020年モデルの様にピンクに染まらなければ良いのですが・・・。)



フロントアッパー部分が1点固定式から3点固定式になりましたので、クスコの競技車両用キャンバー調整式ピロアッパーマウントに交換しました。



サスペンションは今回もクスコ・アルファスペックサスペンション(伸圧別調整2WAY式全長調整式車高調整ショック)を採用。



バッテリー液の吹き戻しでメンバーが腐食していましたがホースが延長されていました。
(これもお客様実験室からのフィードバック?)




マフラーの形状が大きく変更されていました。


現在の一番の懸念はフルブレーキングによるブレーキフルードの吹き戻しとホイールナットの緩みです。
(トランスファートラブルに関しては今回は等速トランスファーをオプション選択しませんでしたので確認は出来ません。)

近日中に2020モデルと2024モデルとのジムカーナ場での比較テストを行います。



ステッカーチューン 2024.07.23





JAF・PN車両化中のGRヤリス2024RC-6MT(大脇理選手車両)のスポンサーマークを貼りました。
少しづつ魂が入って行く感じがします。
本車両は8月25日のJAF関東ジムカーナ選手権第8戦・ICCラウンドからPN4クラスに参戦する予定です。


GRヤリスRC2024-6MTのPN車両化 2024.07.20



今日よりGRヤリス6MTの2024年モデルのJAF・PN車両化第1号に取り掛かります。
オーナーは昨年のJAF関東ジムカーナ選手権PN4クラス及びJAFCUP・PN4クラスチャンピオンの大脇選手です。
このGRヤリスをシーズン後半に投入するので楽しみです。


アルファGRヤリスRC2024GR-DETの納車日確定 2024.07.19

トヨタディーラーより連絡があり、アルファがオーダーしているGRヤリスGR-DETの納車が7月28日(日曜)に決まりました。
正式オーダーから4か月半での納車となりました。
納車され次第速攻で慣らし走行を始めます。



PN車両改造1号車 2024.07.03

アルファがオーダーしているGRヤリスの8DATの納期は近づいて居るようですが未だに確定していません。
開発車両の納車がこれほど遅いのはアルファ始まって以来初めてです。
GR86の件もそうですが、残念ながら現在のトヨタとアルファとは相性が相当に悪いようです。

色々と思うことはありますが、アルファ関係だけで6台のGRヤリスのPN化作業が控えているので、これからドタバタしそうです。
(RCの縦引きサイド仕様車の納期が12月以降なのがある意味で助かりました。)

PN車両化第1弾は今月中旬からの6MT車両になります。
当該車両は2023年のJAFCUP-PN4クラスチャンピオンの大脇理選手の車両で
アルファのテストにも協力して貰います。
PN車両化が完了次第、直ぐに実戦に投入する予定ですから楽しみです。



納期について 2024.05.24

現在、オーダーしているGRヤリス後期(8DAT)の納車予定が予想よりも早まり8月上旬〜中旬頃になるとの事です。
既に納車報告がSNS上で飛び交っていますが、アルファは約2か月半先になります。
今回のGRヤリス(8DAT)の購入はジムカーナで使える可能性があるのか?の確認だけなのでノンビリ待ちます。


正式オーダー完了 2024.03.13



色々と葛藤はありましたが「GR-DET」と「アンチラグ」のジムカーナでの可能性をどうしても確認する必要がありましたので
3月8日に新型GRヤリスのRCグレード・GR-DAT(8AT)を正式に発注しました。

今回の購入先は初期型のGRヤリスを購入した「ネッツトヨタ東埼玉」は避けて対応の良い「カローラ埼玉浦和美園店」としましたが
「カローラ埼玉」はGRガレージを持たないデーラーなのでRCグレードでも縦引きサイドブレーキのラインオプションが選択出来ませんでした。
対応の悪いディーラーから無理して購入する気はありませんので不本意ながら従来の位置のサイドブレーキ仕様で購入しました。
(従来のレバー位置でもサイドターンに関して特には問題は無かったので競技走行には影響はありませんし高額なオプション費用も節約出来るので・・・・。苦笑)


選択したメーカーオプション(消費税含)
・18インチパッケージ:73,700円 
・予防安全パッケージ:69.300円
・サブラジエター+コールドエアーエアインテーク+ブレーキダクト:77,000円 
・インタークーラー(コールドエアインテーク付):44,000円
・フルオートエアコン:132,000円 
・エンジンアンダーカバーレスオプション:-26,950円 


上記メーカーオプションを含めて乗り出しで約440万円となりました。
納車予定は不明ですが2024年10月〜12月で想定しています。


納車後に装備する予定の一般パーツ
・ETC
・NEOTOKYOドライブレコーダー

「装着予定の競技系パーツ」
・サスペンション:クスコαスペックサスペンションキット
・リアLSD:クスコαスペックLSD
・フロントブレーキ:RIGIDブレーキパッド RB-0015(NE材)
・リアブレーキパッド:RIGIDブレーキパッド RB-0115(NR材)
・インナーシュー:RIGIDスーパーインナーシュー RB-0115IS
・フルバケットシート:ブリッドZATAW
・シートスペーサー:AA1005-30(30mmスペーサー)
・フルハーネス:ウイランズ5点式(ALPHAアイボルトキットAA1209)
・フロントホイール:エンケイRC-T5(9.5J-18 PCD114.3 5H +38)
・フロントタイヤ:アドバンA052(245/40-18)
・リアホイール:エンケイRC-T5(7J-17 PCD114.3 5H +45)orエンケイRC-T5(8.5J-18 PCD114.3 5H +48)
・リアタイヤ:アドバンA052(215/45-17 225/45-17 225/40-18)
・ホイールナット:RIGIDジュラルミンナットRN-L20TS
・ヒールプレート:ALPHA Y-1018MP-GXPA
・牽引フック:オクヤマ可倒式牽引フック
・タンクカバー:RIGIDタンクカバーRCT-001


GRヤリスRC2024GR-DATの購入について 2024.03.05


今回の新型GRヤリスの購入では全国で車両本体の購入で混乱が広がっています。

アルファが購入先に選んだ「トヨタカローラ埼玉」では8台の販売枠に70名程の注文希望者が殺到した為にディーラーの判断により抽選となりました。
(残念ながら抽選結果として(株)アルファは落選しましたが、他の名義でもエントリーしていたので何とか入手出来る事になりました。)

ただ、信じられないことにRCグレードを購入する最大のメリットとも言える「縦引きサイドブレーキオプション」はGRガレージを持つ販社以外では
オプションとして選択できないというとんでもない愚策をトヨタが行った事により、たとえ当選してもGRガレージを持たないトヨタカローラ埼玉での購入では
通常サイド仕様以外の選択は出来ませんでした。(GRガレージ系列でも台数制限があるとの事)

これにより、競技ベース車両として購入を希望する選手はたとえGRガレージ系列での購入を望まなくても、そこで買わざる負えなくなりました。

散々、ネットで縦引きサイドの効用をアピールしておきながらこんな販売方法は納得出来ません。
(アルファは嫌いなディーラーで購入する気は100%ありませんので、縦引きサイドのテストは諦めました。)

アルファとしてもこんなふざけた販売方法のGRヤリスの購入はキャンセルすることを真剣に検討しましたが、
やはり、新しい「GR-DAT」と「アンチラグシステム」のジムカーナに於ける可能性をどうしても知りたいので渋々購入する事に決めました。
(ジムカーナでの確認テストが完了したら残念ながら直ぐに売却するかもしれません。)


なお、「縦引きサイドブレーキ」のジムカーナに於ける確認テストはチーム員が東京のディーラーで購入できましたので、その車で行う予定です。
(東京のデーラーでは抽選では無く先着順での販売ですが、300台もの販売枠でも縦引きサイドは僅かに15台との事でした。)

3月21日が今回の新型GRヤリスの正式発売日との事ですが、そのころには来年3月までの生産枠は全て埋まっていると思われますので、
SNS等での情報収集をしていない人が購入するのは、ほぼ絶望的です。(アンチトヨタが確実に増えると予想しています。)


PS:ディーラーによっては転売防止の為なのか?予約金100万円を要求したり、3年ローンを購入の条件にしている様です。



RC価格その他 2024.03.02

RC車両価格(消費税含・登録諸費用別)
6MT:3,490,000円
8AT:3,840,000円


RCメーカーオプション(消費税含)
・18インチパッケージ:73,700円 
・予防安全パッケージ:69.300円 (8AT購入時)
・等速リアデファレンシャル:55,000円
・サブラジエター+コールドエアーエアインテーク+ブレーキダクト:77,000円 
・インタークーラー(コールドエアインテーク付):44,000円 
・フルオートエアコン:132,000円 
・寒冷地仕様:31,350円
・DCM(専用通信機)レスオプション:-36,960円
・エンジンアンダーカバーレスオプション:-26,950円 

がアルファが購入時に選択する予定のオプション


・RCにはナビパッケージの設定無し
・トルセンLSDの設定はRZHPのみ
・RCのボディカラーは「スーパーホワイトU」のみ
・RCのヘッドライトはプロジェクター式ハロゲンヘッドランプのみ
・RCには2スピーカー装備
・縦引きサイドブレーキオプションはGRガレージ専売(数量限定)で車両の生産は2024年12月より



GR-DAT 2024.02.13



この画像によりGR-DAT(8速オートマ)にRCグレードが存在し、縦引きサイドブレーキのオプションもあることが証明されました。


GRヤリスのパンフレット 2024.02.13



1月12日のオートサロンで配布されたGRヤリスのパンフレットを動画にしました。



GRヤリス2024開発決定 2024.02.06

2024年3月に発売を予定しているGRヤリスのビッグマイナーチェンジ車両に
新たに8速のGR-DAT(ガズーレーシング・ダイレクトオートマチックトランスミッション)を搭載したモデルが発売されるので、
今後の2ペダル車のジムカーナでの可能性を模索する意味も含めて購入とジムカーナ車両開発を決めました。
(色々な面で初期型のトラブルや問題点を解決しているのでジムカーナ選手の買い替えは必須だと判断しています。)


今の時点では不透明な点が多数ありますので購入するグレードは未定です。
(縦引きサイドブレーキレバーがオプション選択出来るRCがベストなのですが・・・。)

アルファでは下記の条件で購入するグレードや仕様を決める予定です。

・GR-DAT(8AT)であること。

・トルセンLSDが標準装備又はメーカーオプションになっていること。

・ヘッドライトに関してハロゲンではなくLEDヘッドライトが選べること。

上記で一番の気になるのは「GR-DAT」でトルセンLSDが装備されているか?です。
GR-DATの機械式LSDが2025年に発売されるとの事ですが、
わざわざ後で機械式LSDを装着するなら一般的にはDAT車でなくMT車を選ぶと思います。
(オープンデフ車と前後機械式LSD装着車とのタイム差は他の車と比べて非常に小さいので
最終的にトルセンを諦める可能性はありますが・・・。)

アルファとしてベストなのはRC(縦引きサイドオプション車)のGR-DATでトルセンが装備されLEDヘッドライトが選べる仕様です。
(今回のRCにハロゲンライトが採用されているのは雪道での光源確保だと想像していますが
年寄りには明るいヘッドライトが必須です。)

噂では3月には仕様や価格がわかるとの事です。
なお、これもまことしやかな噂ですがRCで縦引きサイドを選択すると生産は2024年12月末からになるとの事です。

(GR86の6ATの開発があるのでアルファ的には納車が遅れて来年になった方がかえって都合が良かったりします。笑)

ジムカーナ競技においての懸念は車両の型式が「GXPA16」なのか?です。
車両型式が変わると使用できるタイヤサイズが変わってしまいますので。

また、全国のジムカーナ場がサーキットモードの対象会場に登録されているのか?も非常に気になります。
(アンチラグ機能の有無でタイムが大きく変わりますので・・・。)


※GRヤリスの新車購入やジムカーナ車両制作に関してのご相談はお気軽に中村までどうぞ。




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