リジット ヴィッツ SCP10 開発日記


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リジット ヴィッツ SCP10





車両グレード:3ドア F ダークブルー

車両型式:UA-SCP10

仕様:JAF・N車両

JAF登録番号:JT-137

カタログ重量:850kg

ノーマル車両実測値:855kg(ガソリン満タン、スペアタイヤ無)
N車両実測値:860kg(ガソリン満タン、スペアタイヤ無)

JAF最低重量:810kg(ガソリン満タン時重量)
JAF基準重量:780kg(ガソリン空タン時重量)


セッテイング&コメント責任者:中村誠司(アルファ代表)
テストドライバー:中村誠司・岡野博史(アルファ・テスト契約ドライバー)
車輌製作責任者:高橋明裕(アルファ・チーフメカニック)




リジットパーツ適合一覧

品名 区分 品番 備考
スーパーオーリンズαSpec ASKA-002 強化アッパー完全ASSY仕様 廃版
ロアアームブッシュ Front SC-001-12 強化ゴム製
〜2003年5月
ボルト径12mm
 廃版
SC-001-14 2003年5月〜
ボルト径14mm
 廃版
ブレーキパッド&シュー Front RB-0013 ノンアスNE材
Rear RB-0113S SE
クラッチディスク RD005 ノンアス材 廃版
クラッチカバー RC005 強化カバー 廃版
クラッチカバー&ディスクセット RCD005 クラッチセット 廃版
クロモリ軽量フライホイール RW005 廃版
クラッチカバーディスク+軽量フライホイールセット RCDW005 クラッチシステムフルキット廃版 
クスコαSpecLSD AGL-001F クスコLSD改 廃版
ストラットタワーバー Front TB-003MS スチールオーバルシャフト(MS機構付)廃版
ロールバー 2名乗車タイプ ARB001-4P2 JAF/N.SA規定対応40φ
スチール4点式
(ダートラ使用不可)
5名乗車タイプ ARB001-4P5
マフラーリング RM002×4 ブラック強化ゴム製
RM002B×4 ブルー強化ゴム製
ディープタイプシフトノブ NDL122 ジュラコン製
軽量ホイールナット 標準サイズ RN16T 超々ジュラルミン製
2輪バッテリー端子アダプター BTS-A 2輪用軽量バッテリー搭載用





〔車両仕様〕

「サスペンション系パーツ」

・スーパーオーリンズαスペック(ASKA-002)
・リジット&TRDサスペンションブッシュ

ASKA002

フロントサスペンション リアサスペンション

ロアアームブッシュ(SC-00)

フロントロアアームブッシュ SC-001


「デフ・クラッチ系パーツ」

クスコαSpecフロントLSD AGL-001F
・ファイナルギア変更 トヨタ純正流用品「4.294」
RIGIDクラッチシステムフルセット(RCDW005)

RCDW005


「ブレーキ系パーツ」
RIGIDフロントブレーキパッド RB0013
RIGIDリアシュー RB0113S


「吸排気系パーツ」
RIGID強化マフラーリング RM002B×4(ブルー強化ゴム)


「ボディ系パーツ」
RIGIDフロントストラットタワーバー TB003MS(マスターシリンダーストッパー付)
・TRDエンジンマウント(強化ゴム)

リジット タワーバー TB003MS

リジット タワーバー TB003MS


「内装系パーツ」
TETRXバケットシート TS13(タイプT)
ディープタイプシフトノブ NDL-122DU(ジュラコン製)
・パイロテクトフルハーネス PH35C(カムロック5点式)
・ナルディステアリング
・オクヤマ・フットレスト

リジット シフトノブ NDL122DU

オクヤマ フットレスト



「タイヤ&ホイール」
(全日本ジムカーナ選手権)
・フロント ADVAN 6.0J-14 +35
・リ ア  ADVAN 5.5J-14 +35
・フロント ADVAN・A048 G/S G/2S 185/60-14
・リ ア  ADVAN・A048 G/S G/2S 185/60-14

(G6ジムカーナシリーズ)
・フロント ENKEI 6.0J-14 +35
・リ ア   ENKEI 6.0J-14 +35
・フロント ADVAN・AD07 185/60-14
・リ ア  YOKOHAMA ES300 185/60-14

RIGIDジュラルミンナット RN16TS


「その他のパーツ」
2輪用軽量バッテリーキット Y-1003BA
・Pivotタコメーター

軽量バッテリーキット

PIVOT タコメーター





《開発日記》

ロールバー開発 2006.04.20

売却先決定 2006.01.27

ファイナルギア情報 2005.11.11

4.294ファイナルギアについて 2005.10.18

アドバンA048のG/2Sについて 2005.02.22

アドバンユーザーに朗報 2005.01.22

クロモリ軽量フライホイール装着 2004.12.29

2005年シーズン N車両規定対応品 2004.09.16

テスト走行 2004.07.03

2004年・全日本ジムカーナ選手権第3戦 2004.04.30

2004年・全日本ジムカーナ選手権第2戦 2004.04.06

2004年・全日本ジムカーナ選手権第1戦 2004.03.16

強化クラッチカバー&ディスク(試作品)装着 2004.03.10

全日本ジムカーナ選手権第1戦 2004.03.03

キョウセイを走ってみました。 2004.02.12

サスペンションキット新発売 2004.01.31

浅間台スポーツランドのスポーツ走行 2004.01.28

キャンバー調整方法に関する質問 2004.01.22

サスペンションその他に関する質問 2004.01.20

新製品 2004.01.17

フットレスト装着 2004.01.14

走り初め 2004.01.13

2003年のセットアップ終了 2003.12.27

セットアップ中 2003.12.17

TRD-MSBに関する質問 2003.12.02

ヴィッツユーザーからの質問 2003.11.19

サスペンション評価テスト 2003.11.12

暫定N車両完成 2003.11.07

納車完了 2003.11.04

納車待ち 2003.10.22

部品手配開始 2003.10.10

車両発注 2003.10.08



ロールバー開発 2006.04.20

ヴィッツ・ユーザーからの要請により、
ヴィッツ用のアルファスペックロールバーの開発を行い、
発売することになりました。

詳細はココをクリックして下さい。


売却先決定 2006.01.27


お陰様で、無事に売却先が決まりました。

新たなオーナーの手元で活躍することを期待しています。


ファイナルギア情報 2005.11.11


某メーカーより発売されるヴィッツ(SCP10)用のファイナルギアの
詳細が伝わってきた。

ギヤ比に関しては「4.6〜4.7」程度とし、
2速ギヤを多用するドライビングに対応するようである。

発売時期は未定であるが、来年の初旬(2月頃?)との事なので、
2006年シーズンには間に合う予定である。
また、価格は未定であるが、十数万程度とのこと。

初回ロットは50セット程度との事なので、
確実に入手するには、予約する方が良いと思われる。
(アルファでも仮予約を受け付けている。)


4.294ファイナルギアについて 2005.10.18


開発日記に書かれておりました、
トヨタ純正部品流用の「4.294ファイナルギア」は
残念ながらトヨタによる出荷制限処置が行われて、
弊社からの入手が困難な状況となりました。
それにより、今後は販売する事が出来なくなりました。

なお、噂では某メーカーが社外のファイナルギアを開発中との事です。


アドバンA048のG/2Sについて 2005.02.22


アドバンユーザー待望のアドバンA048のG/2Sコンパウンドのテスト走行を
浅間台スポーツランドで行った。

テスト当日は、ドライ路面での走行ではあったが、
外気温度が低かったので、G/2Sの低温時メリットを十分に確認することが出来た。
特に前後G/Sに比べてタイヤ温度が低い時点での挙動がとても安定している。

これで、昨年までのアドバンユーザーのウエット路面での苦しい戦いは
過去の思い出になるかもしれない。


アドバンユーザーに朗報 2005.01.22


今月末頃に横浜ゴムより「185/60-14サイズ」の
低温及びウエット路面用A048(G/2Sコンパウンド)が発売されることになった。

これで、アドバンユーザーもウェツト路面でのハンディが無くなると思う。


クロモリ軽量フライホイール装着 2004.12.29


2005年度のN車両規定変更に伴い、新たにフライホイールの変更が
クラッチ交換を条件に認められたので、
アルファでは1000ccヴィッツ用のクロモリ軽量フライホイール
新たに開発し、今月から発売を開始することになった。

実際のジムカーナコースでのテスト走行では、
フライホイールの軽量効果をまざまざと見せつけられた。
エンジンレスポンスアップのみならず、
シフトアップポイントも変化する程のパフォーマンスを確認出来た。

N1車両のヴィッツにおいても、ファイナルギアの変更と同様に
軽量フライホイールへの変更は必須事項であると思う。

やはり、フライホイールの変更は
エンジンチューニングの一種であると再認識している。



2005年シーズン N車両規定対応品 2004.09.16


JAFスポーツ2004年10月号の公示により
下記のヴィッツ(SCP10)対応のリジットパーツが
N車両においても2005年シーズンより使用可能になります。


クラッチカバー&ディスク&軽量フライホイールセット :RCDW-005



テスト走行 2004.07.03


リジット・ヴィッツのサスペンション及びリアブレーキシューの
新仕様の性能確認テスト走行を6月に2回行った。

2回のテスト走行は浅間台スポーツランドでのパイロンコースと
スポーツランド菅生のカートコースで行ったが、
テスト結果は非常に満足の行くものであり、
直ちに市販品へフィードバックすることに決定した。

今回のセットアップ変更により、
コーナリング限界はより向上したと断言出来る。


2004年・全日本ジムカーナ選手権第3戦 2004.04.30


4月24日〜25日に愛知県のキョウセイドライバーランドで行われた
全日本ジムカーナ選手権第3戦に参戦した。

今回がヴィッツで参戦する最後の全日本ジムカーナであったが、
残念ながら結果は12位と惨敗となった。

サスペンション等のセットアップは完璧だったが、
その他の要因でこの様な結果となったしまった事が悔やまれる。

全日本ジムカーナ選手権へのヴィッツ参戦は今回で終了するが
今後もテスト走行い、よりセットアップを先に進めたいと思う。

今では、N1クラスにとても愛着を感じているが、
諸般の事情で、次回の第4戦からはRX7でN3クラスに参戦する事になる。



2004年・全日本ジムカーナ選手権第2戦 2004.04.06


4月3日〜4日に奈良県の名阪スポーツランドで開催された
全日本ジムカーナ選手権に参戦した。

前日の公開練習は終日ドライ路面であったが
翌日の本番は終日ウェツト路面であった。

度重なる再出走にも助けられて、
結果的には、なんとか6位に滑り込んだが、
内容的には決して誉められない状態であった。

車側には、全く問題は無いのであるが、
ドライバーが未だに重量級ハイパワー車両のドライビングから
脱皮出来ずに、ロスの多いドライビング(特にライン取り)になっているのが
もう一つタイムが伸びない原因であると思われる。
S.T.A.Rで必死に分析している。)


次回のキョウセイでの全日本ジムカーナ第3戦で、
ひとまずヴィッツの実戦テスト投入は終了することになるが、
チャンスがあれば又この車でイベントに参加してみたいと思う。



2004年・全日本ジムカーナ選手権第1戦 2004.03.16


3月13日〜14日に栃木県のもてぎで開催された
全日本ジムカーナ選手権に参戦してきた。

このイベントがヴィッツとしてのデビュー戦となるが、
結果は予想以上に悪い結果となった。

14台中で11位で、トップとの差が約7秒もあった。

極端に遅かった要因は色々とあるが、
最も影響した要因は、ドライバーが超軽量なヴィッツに慣れておらず
ブレーキングで車速を殺しすぎてしまう事だと判断している。

ヴィッツの場合には、ランサーやRX7で減速しなくてはならないコーナーでも
ノーブレーキで進入出来ることがあるので、
頭の回路を完全に切り替えないとタイムがでない様である。
(タイムはでなくても、安全ではあるが・・・・。)

練習では、それなりに走れても、実戦走行では長年の癖がでてしまう様である。

次回の第2戦の名阪では、もう少し成績を出したいと思っている。
(現在までの所、第3戦のキョウセイまではN1クラスで参戦する予定である。)


なお、走行中にガンガン、半クラッチを使ったが、
試作の強化クラッチは期待の通り、
滑りもなく、クラッチミート時もとても良いフィーリングであった。


強化クラッチカバー&ディスク(試作品)装着 2004.03.10


全日本ジムカーナ選手権第1戦への参戦を今週末に控えて
純正クラッチカバー&ディスクから「RIGID強化クラッチ&カバーの試作品」に変更した。

軽量・ローパワーの為か、純正クラッチパーツでも致命的な滑り等のトラブルは
発生しなかったが、やはり積極的な半クラッチワークに関しては
物足りない印象を受けたので、あえて開発テストすることにした。
(キャリアカーの上段に載せる際には、思いっきり滑ったが・・・・。)

この試作クラッチの町乗り範囲での印象は良好で、
かなり積極的なクラッチワークにも対応可能であると思われた。

全日本第1戦での実戦走行テスト等を通じて、今後より的確な評価を下したいと思う。

なお、自由自在な半クラッチワーク及びシャフト破損トラブル回避等の為に
クラッチディスク素材はメタル材は採用せずに、ノンアス材とした。
(ヴィッツのパワーから考えてもメタル材は不要であると判断している。)



全日本ジムカーナ第1戦に向けて、
アドバンA048の185/60-14にG/Sコンパウンドが追加設定された。
これで、アドバンユーザーもハンディ無く勝負出来るようになると思う。


全日本ジムカーナ選手権第1戦 2004.03.03


本日、全日本ジムカーナ選手権第1戦の受理書が送られ来た。

N1クラスの参加台数は14台でリジットヴィッツのゼッケンは4番であった。
(こんなに早いゼッケンはあまり経験がないので、当日は戸惑ってしまいそうだ。)

今回の参加総台数は140台なので、N1クラスはそのうち内のジャスト1割となる。

中部地区の地方選手権第1戦も11台(120台中)の参加となったので
N1クラスは昨年よりも盛り上がっていると言える。

D(5台)→S3(8台)→S2(11台)→N1(14台)→S1(17台)
→N4(21台)→N2(32台)→N3(32台)

先日のG6ジムカーナでの試走でも、ウェット及びドライで
なかなか良いタイムをマークすることが出来たので
車の仕上がりはまずまずであると言える。

後は運転手次第なので、精一杯頑張りたいと思っている。

なお、4月4日の第2戦(名阪)にもヴィッツでN1クラス参加する事を決定している。



キョウセイを走ってみました。 2004.02.12


2月8日の日曜日に愛知県のキョウセイで行われた
岐阜のモンテカルロさん主催のジムカーナ練習会に参加した。

浅間台スポーツランドで行ってきた各セットアップのチェックと
他のヴィッツとの走り比べも行ったが、それなりのデータが取れたので一安心である。

ただ、ドライバーがFF車の美味しいターンが出来ない事が原因でタイムロスが多く、
中部のFF乗りでターンがとても上手な2名の選手のヴィッツに
かなりも遅れを取ってしまったのが、とても心残りである。
(今年の中部のN1のレベルは相当に高そうだ・・・・。)

車のセットアップはほぼ完璧であると確認出来たので
後は乗り手のチューニングが重要なテーマとなっている。
(尻尾を巻いてFD3Sでの参加をメインにしてしまうかも・・・。)


ヴィッツのグレードについての質問 2004.02.12


「質問」
アルファさんではヴィッツのFグレードをベースに開発されていますが、
Bグレードのパワーステアリング無しと言うのは選択肢に無いのでしょうか?

個人的にはヴィッツ程度の車なら
パワーステアリングが無くても運転出来そうな気がするのですが。

それに、1000ccの排気量ならばロスもかなりありそうな気がします。


「コメント」
ご質問のヴィッツのグレード選択に関しては
色々な考え方があるので、正解は無いと思います。

ただ、現行のヴィッツは全車種パワーステアリングが標準装備に
なっていますので、「B」でもパワステは装備されていますから
この面に関しては「B」にメリットあるとは言えません。
(パワステレスは初期型だけだったと思います。)

また、「B」のリアシートは上級グレードと同じ機構を装備しているので
ロールバーを装着して2名乗車にしない限り重量的なメリットは無いと判断しました。
(カタログ重量もFとBは同一です。)

バンパーのボディ同一カラーや細かな装備の面を考えると10万円程度の差ならば、
リセールバリューの面でも「B」よりも「F」の方がメリットがあるとアルファでは判断しました。



サスペンションキット新発売 2004.01.31


お待たせしていた「スパーオーリンズαSpecサスペンションキット」を
いよいよ新発売することになった。

極限のコーナリング限界を追求しつつ、
サイドターンの容易さも同時に追求しました。



浅間台スポーツランドのスポーツ走行 2004.01.28


1月13日にコメントした岡野選手が設定した浅間台スポーツランドのスポーツ走行コースは
今週から採用され、高橋選手のコースと隔週で指定されることになりましたので
是非、走ってみて下さい。


キャンバー調整方法に関する質問 2004.01.22


今月末にVitzが届く予定で楽しみにしつつ今年の計画を立てている○○といいます。
車種を選択するに当たりプレイドライブの記事で見て即決めたのですが、
もうひとつの理由としてキャンバー角がノーマルのアッパーでも調整ができるということもあり
Vitzを選択しました。

1月20日に更新された開発日記のなかに以下の記事がありました。

2・フロントキャンバー(ナックルとの取り付け部)はノーマル位置ですか?

「純正指定ボルトの選択的な使用で、キャンバー角を変更しています。」
(左右供に2度程度のネガティブキャンバーにしています。)

以上の記事で「純正指定ボルトの選択的な使用」とありますが、
ノーマルでついているボルトとは別に購入しないと調整ができないのでしょうか?


「コメント」
ご質問のヴィッツのキャンバー調整方法は、
ストラット取り付けボルトを別途購入して選択的に交換することで行います。
(標準を含めて3種類の設定があります。)

車両側の誤差を調整する意味でもこのボルトの使用が必要になりますので、
キャンバー測定を行いながら選択することになります。
なお、ボルト交換と同時に純正指定のワッシャも
追加装着する必要がありますのでご注意下さい。



サスペンションその他に関する質問 2004.01.20


○地区ジムカーナN1クラスの台数があまりにも少ないので
盛り上げるべくヴィッツで参戦(軽ターボが出てくるかもしれませんが)することにしたのですが、
質問させてください。


スーパーオーリンズαスペック購入検討中なんですが、

1・設定バネレートは一種類でしょうか?(リアスプリングは直巻き?)

2・フロントキャンバー(ナックルとの取り付け部)はノーマル位置ですか?

3・リアの車高は調整式にするのでしょうか?

4・減衰は伸び縮み同時調整でしょうか?

あと、ファイナルの純正品番は教えていただけないでしょうか?

クスコLSDのカム角、ロック率はどのくらいに設定されてますか?

エンジンマウントは○○○の物で十分でしょうか?

車体補強はされてますか?

クラッチはいつごろ発売予定でしょうか?

質問ばかりですみません。

さしさわりなければおしえてください。よろしくおねがいします。



「コメント」
各ご質問に関するコメントは下記の通りです。
なお、一部、コメント出来ない内容もありますのでご容赦下さい。


1・設定バネレートは一種類でしょうか?(リアスプリングは直巻き?)

「ご希望があればフロントに関しては多少の変更可能ですが
リアはヴィッツ用に追加設定された直巻スプリングですのでバネレートの変更は出来ません。」


2・フロントキャンバー(ナックルとの取り付け部)はノーマル位置ですか?

「純正指定ボルトの選択的な使用で、キャンバー角を変更しています。」
(左右供に2度程度のネガティブキャンバーにしています。)


3・リアの車高は調整式にするのでしょうか?

「リアは固定式です。」


4・減衰は伸び縮み同時調整でしょうか?

「オーリンズベースですので伸び縮み同時調整です。」
(フロントはストラット下部、リアはショック頭部調整です。)


5・ファイナルの純正品番は教えていただけないでしょうか?

「申し訳有りませんが、純正品番は諸事情によりお教えできません。」
ALPHAネット通販での入手は可能です。)


6・クスコLSDのカム角、ロック率はどのくらいに設定されてますか?

クスコαスペックLSDの細かなセットアップ内容は非公開としておりますので
残念ながらお答えできません。」


7・エンジンマウントは○○○の物で十分でしょうか?

「他社品に関する評価は立場上出来ませんが、現段階では特に不満はありません。」


8・車体補強はされてますか?

フロントストラットバー装着以外の補強は一切しておりませんし、
今後する予定もありません。」


9・クラッチはいつごろ発売予定でしょうか?

「現在はノーマルの耐久性をテストしておりますので
強化品の必要性を感じた段階で発売を検討いたします。」




新製品 2004.01.17


フロントサスペンションの剛性アップやフロントジャダー防止等に効果のある
強化ゴム製のフロントロアアームブッシュのフロント側(SC-001)と
スチールオーバルシャフト一体型で超高剛性なフロントタワーバー(TB-003MS)の
2製品を新発売しました。

フロントロアアームブッシュは圧入が容易な形状ですので、
交換時のリスクが少ないのも特徴です。
(ヴィッツ全車共通)


フットレスト装着 2004.01.14


全開走行中にはあまり必要性は感じなかったが、
ジムカーナ場への一般道往復で左足の置き場所に困っていたので
左足用フットレストを装着することにした。

今回装着した製品は、ラリー時代からアンダーガード等でお世話になっていた
信頼性の高いオクヤマ製ジュラルミンフットレストである。

さすがにSCP10専用設計なので汎用品等とは異なり
無加工で装着出来、ベストフィットしている。

タコメーターの追加装着や今回のフットレスト装着等、
ヴィッツは、懐かしいKP61スターレット時代を思い出させてくれる。


走り初め 2004.01.13


チームの新年会(浅間台スポーツランド)でヴィッツの走り初めを行った。

サスペンション・LSD・ブレーキバランス等の基本的な部分は
ほぼ煮詰まってきているので、今回の走行ではリアタイヤの選択をメインに行った。
サイズ及びパターン違いで5種類のリヤタイヤ(非Sタイヤ)を用意し、
順次テスト走行を行ったが、結構、面白い結果が出た。
(詳しいテスト結果は残念ながらコメント出来ないが・・・。)

今回のテスト走行で使用したコース設定は、岡野博史選手が考えたもので、
今年の浅間台スポーツランドのフリー走行コースの1パターンとして採用され、
高橋宏尚選手が設定したコースと交互(週代わり)に使用するらしいが、
このコース設定でのヴィッツのベストタイムは中村誠司の運転で「1分7秒934」であった。
(コース図はココをクリック、パイロンマークはホワイトでαマークと04の表示有り、
他車種の参考タイムはN4(ランサー)で58〜59秒、N3(RX7)で1分1〜2秒である。)

まったく、煮詰まれば煮詰まる程、この車は楽しくなってくる。


色々な意見に分かれるとは思うが、ヴィッツのABSは結構頭が良いと思う。
サイドターンにも支障は無いし、作動限界もかなり高いので、
とても高く評価している。

また、一部で言われている程、パワステは重くはならないので、
あえて、車両規則違反をしてまでパワステポンプの改造を行う必要性は全く感じない。

この程度の重さならば、セッティングとドライビングで十分にリカバー出来る範囲だと思うし、
パワステポンプの負荷を増やすことはデメリットになると思う。

気になっていたシャフト破損も去年の11月7日に発生して以来、
今日まで1本も破損していない。
セッティングとドライビングで十分に回避出来ることが判ったので、安心して欲しい。



2003年のセットアップ終了 2003.12.27


今年予定していた一通りのセットアップテストが終了したので、
いよいよ、JAF・N車両規定対応ジムカーナサスペンションキットを発売することになった。

今回は、GAB製ショックにヴィッツ用のベースショックの設定が無かったので、
アジュールの川村氏との共同開発ショック「スーパーオーリンズαSpec」を
ベースショックとして採用し、それにリジット製の高剛性スプリングと
TRD製の強化アッパーマウントを組み合わせたASSYキットとした。
(価格は\234,000で1月末〜2月の発売を予定している。)

このセットアップは前後スタビライザーが装着出来ない現行のヴィッツとしては
ベストなセットアップになっていると思う。
(気持ちの良い全開走行を約束出来る。)


この所行った一連のテスト走行で判ってきたが、
この車のセットアップの基本は、リアタイヤの選択にあると思う。

特に前後スタビライザーがない現行車種の場合には、
前後にSタイヤを装着するのは色々な面でデメリットが多い様に思う。

来年早々には、リアタイヤ(非Sタイヤ)の選択をメインにテストをする予定である。


本当のN1クラス元年となる2004年が今から楽しみである。



セットアップ中 2003.12.17


今月は、浅間台スポーツランドに通い詰めて、
ヴィッツのサスペンションセッティングを集中的に行っている。

アジュールの川村氏の全面的な協力体制のおかげで
着々とスーパーオーリンズαスペックが仕上がって来ている。

サスペンションやブレーキバランス、タイヤセッティング等が進化すると
日増しにヴィッツが楽しい車に変わって行くのが実感出来る。

今や安価に楽しめるジムカーナ競技車両はヴィッツであると断言出来る。

気になっていたシャフト破損リスクもセッティングの進化と
ドライバーの慣れである程度は回避出来そうである。
(スペアシャフトを持参するのはFFの競技車両であれば仕方がないが・・・。)

前輪駆動車両としてのパッケージングは、
ヴィッツの様な小排気量車両での必然であると再認識している。


TRD-MSBに関する質問 2003.12.02

「質問」
週間オートスポーツ、PDに掲載されていましたが
同じ、SCP-10でもユーロエディションはスタビあり、
FやBはスタビなしですね。

TRD-MSBなら架装装備でスタビが入っているので
セッティングの幅が広がると思うのですがアルファさんでは
どのようにお考えですか?

#TRDの車両形式はUA-SCP10-VPMEF-M
ノーマルのFはUA-SCP10AGMNK
ですから、スタビの新規取り付けには当てはまらないと思います。

#架装装備がだめなら、マーチの175タイヤ
もだめだと思うのですが・・・

上記の件を踏まえ、アルファさんが
TRD-MSBでなく、Fを選択した理由を教えてくだされば幸いです。


「コメント」
TRD-MSBに関してのコメントはJAF車両規則に絡む事になりますので、
このコーナーではコメント出来ません。

上記に対するコメントを確認されたい方は、
大変申し訳ありませんが下記のページをご参照下さい。


http://www.ms-alpha.co.jp/PageQAKisoku.htm


ヴィッツユーザーからの質問 2003.11.19


「質問」
開発日記のなかでVITZのファイナルギアが「4.294」になっていますが
これは御社で開発したものなのでしょうか?また発売予定はあるのでしょうか?

または、純正部品なのでしょうか?

純正部品であれば部品番号知りたいのですが、お教え願えないでしょうか。

現在車両作成中のため、気になっております。


「コメント」
開発日記に書かれているファイナルギアの「4.294」はトヨタ純正部品の流用です。

純正品番に関しましては、トラブル防止の意味で
残念ながら一切公開しておりません。

もし、ご入用でしてたら弊社より販売いたしますので、通信販売をご利用下さい。

製品代金は「\15,855(消費税含)」です。
なお、1万円以上ですが、純正部品ですので別途送料が必要です。


サスペンション評価テスト 2003.11.12


アジュールの川村氏によるサスペンション基本評価を
G6ジムカーナ関東フェスティバルの試走を利用して行った。

結果としては、バネレート等の一部見直しが必要であるとの結論に達した。

今後のテストを通じて、より良いセッティングが見つかることに期待したい。

なお、N車両化後の車両重量測定を行ったが、5kg増の860kgであった。


暫定N車両完成 2003.11.07


4日〜6日の3日間の突貫作業により、暫定的なヴィッツN車両が出来上がったので、
11月9日のG6ジムカーナ関東フェスティバルでのデモ走行に間に合う事になった。
なお、この車のデモ走行はサスペンションにアジュール製スーパーオーリンズを採用した関係で
アジュール代表の川村氏が担当することになっている。
(ただし、準備の関係でネオバでの走行になるが・・・。)

一応各部の点検と基本的な特性をチェックする目的で、
浅間台スポーツランドのスポーツ走行でシェイクダウンテストを行った。

結果としては、なかなか楽しい車に仕上がっていると思う。
(少し無理なターンを行った為に、ドライブシャフトを1本破損してしまったが・・・)

残念ながら直接比較出来る車が無かったので、何とも言えないが、
そこそこの走りだったと思う。

今では、中村が全日本に数戦このヴィッツで参戦することも本気で検討している。
(RX7でのN3参戦とヴィッツでのN1参戦の二足の草鞋にはなるが・・・・。)


納車完了 2003.11.04


11月1日(土曜日)にやっと納車が完了した。

早速、気になる車両重量チェックを行った。

ガソリン満タンでスペアタイヤや工具を降ろした状態での
実測値は「855kg」であった。

カタログ値「850kg」との誤差が「5kg」であるので、
かなり優秀なデータであると思う。

ただ、JAF規定での最低重量は初期型ヴィッツの「810kg」を採用出来るので、
約「45kg」の軽量化が可能ではある。
(アルファのヴィッツでは、極端な軽量化を行う予定は無いが・・・。)

連休なので、長距離の慣らし走行は出来なかったが、
浅間台スポーツランドでの某競技会を見に行きがてら、
ノーマル車両の一般道インプレッションを行った。

1000ccのエンジンにしては良く走るが、
2速で100km/h(メータ表示で)も伸びるようなギヤ比では、
スポーツライクな走行は難しいと思われるので、
やはりファイナルギアの交換は必須であると思う。

アルファのヴィッツでもノーマルの「3.944」から「4.294」に変更することにしている。

これで、少しは元気の良い走りが期待できそうだ。

今日から全開で競技仕様に仕上げる事になる。

シェイクダウンが今から楽しみでならない。



納車待ち 2003.10.22


手配した部品は順調に入荷しているのに、
肝心の車本体の納車が遅れている。

当初は、今週末の納車予定であったが、
結局、一週間程遅れて、月末納車になりそうである。

巷では、アルファがヴィッツの様な小排気量車を本気で開発する事を
意外に思っている人が結構多い様だが、
元々アルファはKP61型やEP71型スターレット等の小排気量車両の開発を得意としてきたので、
N1クラスのヴィッツの開発は本来的なことであると思う。


なお、時間的に間に合えば、11月9日のG6関東フェスティバルに
テスト車両持ち込みたいと思う。


部品手配開始 2003.10.10


予想以上に早い納車になりそうなので、
急ぎ各競技パーツの手配及び製作を始めた。

主な手配及び製作パーツは、

・ブレーキパッド&シュー(RIGID)
・サスペンション(スーパーオーリンズ・アルファスペック)
・クラッチパーツ(RIGID試作品)
・LSD(クスコαスペック)
・ファイナルギア(4.294)
・強化エンジンマウント&サスペンションブッシュ
・バケットシート(TETRX)
・ステリング(ナルディ)
・シートベルト(パイロテクト)
・タイヤ(アドバンネオバ、A048)
・ホイール
・タコメーター
・マスターシリンダーストッパー付タワーバー(RIGID試作)



今年の開発車両としては、エボ8、RX8に次ぐ3台目であるが、
何故か?今からワクワクして仕方がない。


なお、一部のN1ヴィッツユーザーが、
「前後のスタビライザー」や「リヤサスペンションメンバーブレース」を
購入時の仕様では装着されていないのにも関わらず、
同一型式の勝手な解釈で追加装着していると良く耳にする。

それらの追加装着は明白なJAF車両規則違反に該当するので
残念ながら、アルファのヴィッツではこれらの追加装着は一切出来ない。



車両発注 2003.10.08


2004年度のJAF車両規則の一部改正により、
N1クラスに於けるヴィッツ投入の障害が全て取り払われる事になったので、
アルファとしてもN1の主力車種であるヴィッツの開発を本腰を入れて行うことになった。

その為に、本日、競技車両のベースとしてヴィッツの3ドア・Fタイプを
トヨタディーラーに対して正式発注を行った。

納期は10月末との事なので、11月初めには改造を開始できそうである。

この車両で全日本ジムカーナ選手権に参戦する計画は今のところは無いが、
ヴィッツの様な安価で楽しめる競技車両の魅力を色々な所で啓蒙したいと思っている。

競技車両が完成したら試乗会等も計画したい。





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