ジムカーナレッスン


☆一般公道での基本練習(全ては日頃の習慣から)


■一般公道を走行する時も、常にライン取りを考えたり、
発進時の半クラ練習やブレーキングの練習・ヒール&トーの練習をすること。

■シフトアップダウンも常に素早くこまめに行い、シフトワークを完璧にこなす様にすること。

■パイロンを攻めきる為に左タイヤの位置を確実に把握する様に心がけること。

■クラッチのミートタイミングや半クラッチの練習は、
アイドリング状態でクラッチミートだけでの発進練習が最適で、
上達すると4速ギヤでのアイドリング発進も可能になる。

■ステアリングの回し方も常にきちんと行い、
戻す場合も決して滑らさずに確実に戻すこと。

■内掛け等の悪癖は早急に直すこと。

■アイドリング走行(ローギヤでアクセルを踏まないでの走行方法)での、
ステアリングのロックツーロックの反復練習を徹底的に行う。

■アクセルは常にスムーズなオンオフを心がける。(アクセルをあおる癖は早く直すこと。)

■微妙なアクセルコントロールを修得するために、一定ギヤでの定速走行練習をする。
(例えば、6速ギヤでの90Km/h定速走行)

■ブレーキングの踏み方を色々と試して、荷重移動の変化を常に感じ取ること。

■コーナリングでは、トランクルーム内の荷物が動かない様な
スムーズなブレーキング・ライン取り・アクセルコントロールを心がける。



☆ジムカーナ会場での練習(参加費分の元を取れ)


■練習会に参加する前に自分の練習テーマを考えてくることが、上達への早道である。

■練習会に於ける服装はヘルメット・グローブ・レーシングスーツやツナギ等、競技会と同じ状態とする。
(ドライビングポジション・視界等を同一にするため。また、安全の為にも常識だ。)

■練習会でも必ず慣熟歩行を行い、朝の最初の1トライ目を特に大切にすること。
(イベントに参加している様な緊張感を持つこと。)

■練習会での最も遅いタイムがイベントで出せるベストタイムである。

■練習会でミスコースやパイロンタッチを繰り返す者はイベントでも必ずミスコースやパイロンタッチをしてしまう。

■他人とのタイム差を気にしてのタイム競争に終始しないこと。

■連続走行は2本以内とし、体・頭・タイヤ・ブレーキ等を冷やして
(急ぐ場合はタイヤやブレーキに水をかけて強制的に冷やす場合もある。)、
イベント状態に極力近づけること。自分の走行の反省や他人の走行を見る等して少なくとも20分は間隔をあけること。

■走行は漫然と行わず、1本ごとにラインやセッテイング・走行方法を考えて行う。

■走行中の失敗について、何で失敗したのかを物理の法則(中学校レベルの)に当てはめて
理論的に解析しておくこと。(車はすべて単純な物理の法則で動いているから。)
同じ所で、同じ様なミスを絶対にしないようにミスの原因を十分に分析してから、再走行すること。

■練習会の走行で、その日一番良い走りのイメージを帰ってからも常に思いだし次回の練習会に備えること。

■出来れば上級ドライバーの参加する練習会を選び、
同じコースでの自分の走りと上級ドライバーの走りをVTRで撮影し
当日もしくは帰ってからすぐに区間タイム等を比較して自分の走りの欠点を見つけること。

■指導を受けたり、参考にする上級ドライバーを選ぶ際には、タイムが出ているだけではなくミスが少なく、
時計仕掛けのように常に安定した走行を続ける人を選ぶこと。
(やたら進入速度を上げて無理してタイムを出す人も多いので特に注意すること。)
色々な人に指導を受けるのではなく、出来れば1人に限定すること。
また、練習会でヘルメットやスーツ等の安全装備を付けずに走行したり、
パドックでブレーキテストやホイールスピンを平気でするような、
最低限のマナーも守れない様な人間は絶対に自分の師匠としないこと。
(師匠の選択如何で将来的に運転技量・成績良否・ドライバー評価等に大きく差が付く)

■上級ドライバーに指導を受ける際には、相手の都合も考えて早めに申し出ること。
上級ドライバーはマシンセッテイングやテストで走行する場合が多いので、
常に指導を受けられる訳では無いが、遠慮せずに申し出てみること。
(初心者の内は、一言のアドバイスで簡単に秒単位でタイムアップが可能だ。)


※浅間台スポーツランドのスポーツ走行を利用した「G・Lesson in ASLのご案内(無料)」への参加をお奨めします。
 また、完全マンツーマン形式のスポーツドライビングレッスン(有料)も入門者にはお奨めします。





NEXT