TOYOTA スターレット

スターレットS KP61
スターレットS KP61 (1981年)

スタンザ(PA11)をチーム員に売却して、初めて購入した新車である。(スタンザは新古車だった。)別名は「角目スターレット」で初代の「丸目スターレット」のマイナーチェンジ車である。遅い車から乗り換えた為か、デビュー後5戦連続上位入賞を果たしたし82年のDCCSウインターラリーで全日本初優勝を飾った記念すべき車である。この車のグレードは「S」で、サンルーフが付いていた。当時はエンジン以外の改造範囲はかなり広く、クロスミッションの取り付けやピロボールサスペンションへの改造が許されていて、シングルキャブ車とは思えない速さを発揮していた。ただし、ファイナルの変更とスパーシフトの採用で最高時速は120km/hしか出なかったが。この車の様に全日本用のフルラリー仕様で車体を含め150万円で出来る車が現在は存在しないのが大変残念である。写真は優勝した「DCCSウインターラリー」のスタート地点「赤城レストハウス」での1コマ。


スターレットSi KP61 (1982年)

KP61がマイナーチェンジでキャブからインジェクションに変更されたので、購入しましたが、エンジンが中間トルク重視で高回転まで回らずキャブ車より遅いことが実戦「1982年やまびこラリー」で証明されてしまった残念な車です。ただ、トルク重視だったので初心者には乗りやすい車でした。


スターレットKP61
スターレットS KP61 (1982年)

スターレッットのマイナーチェンジに伴って購入したインジェクションエンジンの「Si」は高回転が全然回らずに、キャブ車より遙かに遅い車であった。その為にデビュー戦の「やまびこラリー」に参加していた「Si」を投入した選手が話し合って途中で全員がリタイヤした思い出がある。この「Si」はイベントの翌日には知り合いに売却してしまった。写真の車はその後すぐに買い換えた「S」である。紺地に黄色のアルファカラーで「RIGIDカラー」の原点でもある。この頃にタイヤメーカーを色々な事情で、長年使って来た「ブリヂストン」から「アドバン」に変更することになった。写真の黄色のホイールは当時人気のあった「ラリーコンペ8」で僕自身もこの色が大変気に入っていた。リジットのタワーバーが黄色である理由は実はココにあるのだ?。写真は九州の「ACKラリー」のSSのスタート地点での1コマ。


スターレット DX KP61
スターレットDX KP61 (1984年)

従来は5速ミッションの設定が「S」にしか無かったので、仕方なくサンルーフ付きの「S」を使用していたが、同じエンジンならより軽く安い方が良いと思い「DX」に変更した。「DX」には紺色の設定が無かったので仕方なく白地にブルーのカラーリングを施した。この頃には「夫婦ラリースト」として名前が徐々に有名になったきた。写真は「ツールド四国」のSSでの1コマ。このラリーは土曜の昼から日曜の昼までSSを行う非常にハードなラリーで、ドライバーには体力的に最も厳しいラリーであった。ゴール後に腕が上がらなくなる様なこんなラリーが、SSの距離規制で今はもう開催出来ないのが非常に残念である。このKP61型スターレットは合計で4台も乗り継いだ。




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